今秋はじめてヒガンバナ(曼珠沙華)を見つけました。
赤い花は遠くからでも目立っていて、公園の柵の外側でしたがたくさん咲いていました。
以前母から「あなたの誕生日近くになると咲いている花」と言われてから、親近感を覚えている花です。
毒性植物で、食べたあとは「彼岸(死)しかない」ので彼岸花という説もあるとか。
放射状に開いた花の形は、種小名の「ラジアータ」で表していて、英語では「スパイダーリリー」というそうです。
学名の属名「リコリス」はギリシャ神話の女神・海の精からきていて、女性らしさがあるのも納得です。
別名の「曼珠沙華」は山口百恵さんの歌でよく知られていますが、法華経では天上の花という意味だそうです。女性の愛についての歌なのがよくわかります。是非花を思い浮かべながら聴いてみてください。